インプラントの仕組み
人工歯根
生体親和性のあるチタン金属性の人工歯根を使用します。人工の根と自分の骨組織が結合して長く機能的に使用できます。
接合部分
金属を利用した人工歯を支える台を使用します。
(上画像:ねじタイプ)又は角度がついたものなど、前後のバランスを考えて選んでいきます。
ジルコニア人工歯
人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアは、耐熱性・耐久性・耐食性および柔軟性や生体親和性に優れており、欠けやひびが入る心配を軽減します。現在では色も天然歯に合わせることが出来ます。
治療の流れ
01.診察
インプラントにはさまざまなタイプがあり、インプラント治療が患者さんに最適な選択肢か、またどのインプラントが最善が十分な診断・相談をします。 インプラントが患者さんに適した治療方法であるかを判断する上で医師の経験が重要な役割を果たします。
02.CT審査
あごのほ骨の量と質を記録するため、口の中の型を取りレントゲン・CT撮影を行います。 CT審査・診断は当院に設置しております。
03.インプラント埋入
局部麻酔をかけて、インプラント体を埋め込みます。
04.根付き
インプラント体を骨が結合するまで、期間をおきます。治癒期間は、インプラント体の種類、骨の健康状態、体調によって異なります。
05.カタチ・色合わせ
インプラント部分の精密な型取りを行い、患者さんの歯の形と色に合わせた人口歯を作ります。
06.人工歯の装着
口腔内にぴったりと合うことを確認しインプラント体の上に取り付けます。
07.完成
歯ブラシは柔らかいものを使用し、定期的に交換しながらよくお手入れしてください。医師によるメンテナンスも定期的に受けてください。
料金について
※税込価格
インプラント治療(CT審査・診断・人工歯根)
¥220,000-
県内に数台しかないCT撮影によるインプラント審査を含め、インプラント手術、インプラント本体込みの費用です。インプラントが骨に根付かない場合には返金または、やり直しを保証で行います。
ジルコニア人工歯
¥220,000-
上部構造(被せ物)とはインプラントにおける、歯に相当する部分。ジルコニアを使い、歯と同じ様にオーダーして作成します。接続部にはチタン土台を使います。
インプラント治療 (CT審査・診断・人工歯根) + ジルコニア人工歯
合計¥440,000-
田口高広歯科には技があります
インプラント治療の詳細やお支払い方法については、
県内に数名しかいないインプラントマイスターにお気軽にご相談ください。
診療予約・お問い合わせ
029-821-1112
029-821-1112オプション料金
骨移植
¥55,000~
県内に数台しかないCT撮影によるインプラント審査を含め、インプラント手術、インプラント本体込みの費用です。インプラントが骨に根付かない場合には返金または、やり直しを保証で行います。
インプラントデンチャー
¥1,100,000~
入れ歯をインプラントでホックの様に固定することにより、義歯が浮き上がったり落ちたりすることを防ぎます。普通の歯に近い噛む力も得られます。
金属床
¥330,000-
主要部分を金属で作った入れ歯の事です。薄い素材のために違和感が少なく、温度の伝導性が良く、汚れが付着しにくいなどの特徴があります。
FAQ
インプラントにするメリットはどのようなものですか?
適切なメンテナンスを行えば、長期間の機能が保てます。自分の歯に近いので自然に噛むことができます。インプラントは顎の骨と結合して、強固な土台となるので、噛む力も入れ歯の何倍にもなります。
また、インプラントが噛む力を支えてくれるので、自分の歯も長く持ちます。
インプラントの治療費が心配です。1本だいたいいくらぐらいですか?
インプラント治療:220,000円(CT審査・診断・人工歯根)
ジルコニア人工歯:220,000円
合計価格440,000円(税込)となります。
インプラントの耐久性はどの程度ですか?
インプラント自体はチタン製のため、軽く強度もあります。噛みあわせにより折れることはまずありません。インプラント自体が壊れることがなくても、それを支える骨がだめになることで、耐久性が失われます。
インプラントの寿命はどのくらいですか?また日頃のケアはどうしたらいいでしょうか?
皆様ひとりひとりによって違ってきます。
おおよそ10年が一つの目安と言われています。
365日毎日使うものですから、「一生もつ」とは言い切れません。
ただし当院院長の症例では10年を超えてもインプラントを使用している方々がほとんどです。
また、日ごろのケアは歯ブラシが基本です。歯間ブラシ・フロスなどの補助的用具でも清掃を行ってください。1年に数回の専門的クリーニングが必要です。
インプラントにブランドがあるんですか?
インプラントにもブランドはあります。現在全世界で200以上のインプラントメーカーが存在します。
当院では世界シェアNo.1のストローマンを使用しています。
医療保険で対応できたケースなどありますか?
残念ながら、現在の健康保険では適用となりません。
保証はありますか?
当院では5年間の保証があります。
ただし、その先の場合でもケースバイケースで対応しています。
治療終了までどのくらいの時間が必要ですか?
最短では1カ月半です。
しかし、手術の内容や患者の状態により期間は変わります。
治療途中、見栄えが悪かったりしますか?
当院ではインプラント埋入後、最短1カ月半でジルコニアが入ります。
しかし、前支部の審美的な部位に関しては、インプラントの上に仮歯が入ります。
仮歯は最終的な形に近いため見ために問題はありません。
インプラント治療は痛みをともなうのでしょうか?また手術後痛みや腫れはありますか?
局所麻酔下のオペ後、麻酔が切れて痛みが発生する場合があります。
しかし、骨移植等の特殊処置を行わないインプラントオペに関しては、15分程度で終了しますので歯を1本抜くより痛みは出ません。
またインプラント後に痛み止めのお薬を服用していただきますので、疼く程度で、腫れもほとんどありません。
インプラント手術は安全ですか?
処置前の審査、手術者の経験・実績、インプラントのメーカー等、きちんと選択できれば安全です。
インプラント手術で失敗することはありますか?
失敗する可能性はあります。
失敗は術者の経験・患者の全身の状態・手術部位の状態・口の中の環境に関連します。それらを把握し、手術を進めることで失敗を防ぐことができます。
手術後の注意は?
通法通りのインプラントであれば、手術後食事も生活も制限されることはありません。
治療後通院しなくてもいいのでしょうか?
定期的なメンテナンスが必要ですので、治療終了後も来院いただくようになります。
来院の回数は3か月~6か月に1回です。
インプラント治療はだれでも受けられるのですか?
誰でも受けられます。
ただし、病気をお持ちの方やお薬を服用している方またはお口の中の状態により、 手術の方法が変わってきますので、事前の審査が必要です。
持病を持っていますがご相談は可能ですか?
病気の種類により手術の方法、お薬などを変えて行うことができる場合がありますのでご相談ください。
他の病院でインプラントはできないといわれたのですが?
インプラントができない理由があります。
「骨が足りない」「血管・その他の組織が近い」「全身疾患を抱えている」等があります。
それらを回避してインプラント手術をする方法があるため、CT審査等詳しく検査をして、できない原因が補えるか聞いてみてはいかがでしょうか。
インプラントって始まって何年?
インプラントは1965年に確立されました。院長は1992年から今日まで多くのインプラント治療を行ってきましたが、後から障害や異常をきたしたケースはでていません。
リスクと副作用等
- インプラント治療は保険適用外の治療です。
- 内科的な持病をお持ちの方や、服薬の状況等、インプラント治療に影響する場合があります。治療前に必ず申告してください。
- インプラント治療は外科手術が必要となります。手術直後は出血・腫れ等の症状が発生する場合があります。大半は2・3日でおさまります。
- インプラント治療は自分の歯を失った箇所に行う治療です。しかし、失った箇所だけでなく口腔内全体の咬み合わせを考慮した治療が必要です。
- インプラント治療の前処置として骨造成治療が必要になることがあります。その場合は別途骨造成の費用がかかります。また、骨造成処置後にインプラント治療を行う場合は治療期間が通常期間よりかかる場合があります。
- インプラント埋入手術時に下顎神経に近い場合、神経の圧迫や近接手術による周辺神経の損傷による知覚障害や鈍麻を起こす場合があります。当院では経過観察や内服薬等で対応いたします。
- インプラント埋入手術中に隣在歯や骨の状態により手術内容が適時変更になることもあります。
- インプラント手術は手術箇所の骨の状況等など個人差があり、一概に対応年数だけすべて判断することはできません。
- 歯周病のある方、心疾患、骨粗鬆症等、内科的な疾患のある方は、インプラント治療に適さない場合もあります。
- 骨の成長途中にある方(未成年)はインプラント治療できません。また妊婦の方も服薬の指示がでるので、インプラント治療は控えてください。
- 免疫力や抵抗力が低下しやすく、歯周病の発生リスクが高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方、あごの骨が不足している方、喫煙者の方は事前に生活習慣の改善や口腔内の基本治療が必要な場合があります。
- インプラント治療は自分の歯を失った箇所に「人工の歯根」と「人工の歯」を被せます。そのため、インプラント治療した箇所には自己免疫作用がありません。他からの細菌の侵襲による周囲炎に感染した場合、進行してインプラントを除去する可能性があります。異常が出る前の定期検診と毎日のメンテナンスを継続する必要があります。
- インプラント治療は患者の体調及び、体質により根付かない場合があります。 当院では根付いて使用できるまで保証しております。
インプラント治療について
インプラントとは失った歯を復活させると安易に考えてしまいますが、実際には人工物で代用するものです。
今まで使ってきた自分の歯と同じように使いたいところですが、仕組みを理解して、正しく長く使用して いただきたきたいと考えます。
インプラントの手術では時間を短時間にすることで患者さんの負担、また手術部位の負担を治療を 早くさせます。
手術時間の短縮に疑問を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、そのために CTにて審査・診断を行っています。何かあれば手術中でもCT画像を確認することができます。
当院では、世界シェアNO.1のStraumann®製のインプラントを使用しております。世界が認めたインプラントの詳細は以下ボタンよりご覧ください。
/ ストローマンジャパン株式会社
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